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ベトナム南部の旅 (横井弘海)

 南シナ海に沿って、南北3000キロを超える細長い国土をもつベトナム。北部、中部、南部で、気候や風土は大きく異なります。11月から4月の乾季は、南部でも暑さが多少ゆるみ、過ごしやすい季節を迎えます。 ベトナム南部の多彩な魅力を7回に分けて紹介いたします。

2.感動のベトナムグルメ

 ショッピングに加え、食べ歩きも楽しいベトナムの旅。ベトナム料理は、歴史的にベトナムと関係の深い2つの美食の国、中国とフランスの影響を受けて発展してきました。主食は米で、野菜をたくさん使い、味付けがマイルドで、胃にも優しいヘルシーフード。ベトナム料理店は日本全国に約500店舗もあるほど人気ですが、日本では見ないベトナム料理が現地にたくさんあります。

 一方、日本人にもおなじみのきしめんのような米麺「フォー」も、本場では感動的。ベトナム人は麺好きで、原料と太さが異なる麺が何種類もあります。


唐辛子に注意!

 ホーチミン・タンソンニャット国際空港のベトナム航空ラウンジで、フォーを発見しました。そこに群れているのはベトナム人と思しき人々。「やはりフォーは国民食だわ」と納得します。用意されていたのは、牛の骨でだしを取る「フォー・ボー」で、そこにイカ、ホタテ、干しエビなどの魚介類と牛肉の薄切り、また、取れたてのパクチー(香菜)やバジルなどとライム、ヌックマム(魚醤)、唐辛子を好みで入れていきます。

 ところで、ベトナム料理は優しい味つけですが、味のアクセントともいえる青唐辛子には要注意。小さなスライスをひとかけ入れただけでも、まもなく汁に溶け出す辛さと熱さで、しばらく口もきけなくなり、水やビールを飲んでも、スイカをかじっても、どうにもならなくなります。

 もっとも、そのたまらない辛さは、旅を続けているうち、無いと物足りなくなってきます。よろしければ、旅の経験にお試しあれ。


 

取材協力:ベトナム航空

横井弘海(プロフィール)

 慶應義塾大学法学部卒業。テレビ東京アナウンサーを経て、フリー。司会、インタビュー、講演、執筆活動を続ける。駐日大使のインタビュー番組と連載がきっかけとなり、海外観光取材を開始。訪問国は約70ヵ国。著書に朝日新聞社刊「大使夫人」。NPO法人ハートtoハート・ジャパン理事


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