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スペインを旅して=3(大宮 冴理)

アンダルシア地方− セビリア②

 ヒラルダの塔(左)とカテドラル(右)

 セビリアには世界遺産に登録されている、大聖堂「カテドラル」がある。バチカンのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのセント・ポール寺院に次いで世界で3番目の規模を誇る。15世紀にコロンブスがアメリカ大陸を発見した後、新大陸との交易独占権により繁栄していたセビリア。その繁栄を示すために当時、教会参事会で「後世の人が正気の沙汰ではないと思うほど巨大な聖堂を作ろう」ということが決定され、この大聖堂が1世紀もかけて作られたという。

 この「カテドラル」は、幅76m、奥行き116m、そして高さは50m以上に及ぶ巨大なもの。ここにはあのコロンブスの棺がある。


 カテドラルの中はひんやりとしていて、厳かな空気が漂う。高い天井の先にあるステンドグラスから差し込む光。細部にまでこだわって作られた装飾が光によって表情を変え、背筋が伸びるような思いになる。広い天井に人々の声が響き、観光客があちこちであげる感嘆のため息と、自分のため息とが混ざる。

  華美ではないが、細かな彫刻による圧倒的な美しさがある。93枚も飾られているステンドグラスから注がれる光が、時間を超えて人々の心に訴えかける。

 セビリアを訪れた際には、必ず訪れて欲しい世界遺産のひとつです。

カテドラル内 高い天井にも装飾が施されている

 

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カテドラル内 ステンドグラス

 

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大宮 冴理(プロフィール)

エッセイスト
青山学院大学 心理学科卒
 
FMラジオのパーソナリティや、ラジオCM制作、子どもの発想力ワークショップ開催など様々な表現活動を経て、言葉本を販売。
編集のお仕事をしながら、現在執筆中。


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