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きらめく冬のドイツ紀行 1回目(横井弘海)

 冬のドイツは寒さも何のその、人々が心躍らせる季節。南部バイエルン地方を旅してきました。人気のクリスマスマーケットの季節はクリスマスイブまでですが、ドイツのクリスマスは1月6日「三王来朝の日」まで続きます。「グリューワイン」と呼ばれるホットワインを飲んで身も心も暖めながらの冬のドイツをご紹介しましょう。

ミュンヘンのクリスマスマーケット

ミュンヘンクリスマスマーケット

 冬のドイツと言えば、クリスマスマーケットはずせません。今年の旅行の参考にご紹介しましょう。

 羽田発ミュンヘン行きの飛行機内はウキウキした空気に包まれていました。隣のカップルは、歴史あるドレスデンのクリスマス・マーケットに新婚旅行に行くと言っていました。夫婦や女子旅などで、毎年各地のクリスマスマーケットを巡っているという人がけっこういます。クリスマスマーケットの数は、各地に大小合わせて2500も出店されるそうですから、毎年冬のドイツはうなずけます。

 クリスマスマーケットは、クリスマス前の4週間の「アドベント(待降節)」と呼ばれる期間、たいてい11月末の週末からクリスマス前までの4週間開催されています。長年ドイツに住んでいた知人にドイツ行きを伝えると、「いいなぁ。雰囲気が最高の季節だよね」とうらやましがられました。日本にもクリスマスマーケットがありますが、その規模、品ぞろえなど本場の雰囲気はやはり本場。「一生のうち一度は訪れてみて」と、心からおすすめです。

 「まもなく着陸」のアナウンスが入ると、皆ダウンコートや帽子・手袋でしっかり防寒対策を整えて、「さぁ、クリスマスマーケットに行くぞ!」という気合すら感じられました。

 まずはミュンヘンの街の中心にあるマリエン広場で開かれる伝統的なミュンヘンのクリスマスマーケットへ。その起源は14世紀。新市庁舎の前に立てられた巨大なモミの木とともに、広場いっぱいに立ち並んだ160もの店が出迎えてくれました。夜は3千個の電球で飾られたモミの木がマーケットを華やかに彩ります。自分の地方から寄付できるのは何よりも名誉。今年はアルゴイ地方から切り出されてきたというモミの木を見上げながら、「わぁい、ついにやってきた」と感動に浸りました。


ミュンヘンの空港ではコーラス隊が歌っていました。

ミュンヘンクリスマスマーケット

ミュンヘンの空港のマーケットにて。グリューワインのカップ

店員さんもクリスマスムード満点


取材協力:ドイツ政府観光局、ルフトハンザドイツ航空

文:横井弘海

横井弘海(プロフィール)

 慶應義塾大学法学部卒業。テレビ東京アナウンサーを経て、フリー。司会、インタビュー、講演、執筆活動を続ける。駐日大使のインタビュー番組と連載がきっかけとなり、海外観光取材を開始。訪問国は約70ヵ国。著書に朝日新聞社刊「大使夫人」。NPO法人ハートtoハート・ジャパン理事


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