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【リノベ暮らしな人々】Vol.44 
畳のロフト、窓のあるお風呂など、一人仕様を極めたワンルーム

【リノベ暮らしな人々】Vol.44 畳のロフト、窓のあるお風呂など、一人仕様を極めたワンルーム
リノベ暮らしな人々Vol.44、今回は30代単身女性Tさんが「将来に縛られず、今の自分が快適な住まい」をテーマにリノベーションした事例を紹介します。

住まい探しのきっかけ

会社の寮で暮らしていたTさんは、在寮期間満了にともない住まい探しを始めました。

Tさん:寮が新築の分譲タイプのマンションだったのですが、賃貸住宅で同じような条件の物件を探すと予算オーバーになってしまいます。東京の賃貸事情を考えると、購入したほうが負担を抑えつつ満足できる家に住めると考えて、2年ほど前から新築やリノベーション済のマンションを見学していたんです。

Tさんは、元々住まいやインテリアが好きだったそう

住まいの探し方

 新築マンションは価格が高く設備も過剰な印象、リノベーション済のマンションもディテールが好みではなかったりして、購入には踏み切れなかったそうです。その結果、自分でリノベーションするのがいちばん満足度が高く、予算的にも身の丈に合った住まいにできるのではと考え、中古マンションを購入されました。

Tさん:海外も含め、転勤の可能性はあります。しかし、先のことはあまり考えていません。住まいを選択するときに結婚や出産、転勤など将来のことに縛られると、何も決められなくなってしまいますし、様々な事態に備えようとするとどうしても費用が膨らんでしまいます。私の場合は、今の自分がどのように暮らしたいかに的を絞り、完全に一人仕様でリノベーションすることにこだわりました。

リノベ暮らしのポイント

下を収納、上を畳の寝室にしたボックス型のロフト
約39平米のコンパクトな広さであるため、下が収納、上が畳の寝室の「ボックス型のロフト」を採用するなど、空間を立体的に使い、最大限有効に活用できる工夫をしています。

ボックス型ロフトの下部は、キッチン・廊下側からの収納として利用。 格子状のデザインが圧迫感を軽減しています

上部は、畳敷きの寝室に。 天井はグレーに塗装し、落ち着きのある空間を演出しています

LDKまで続く玄関・廊下の床はモルタル金鏝仕上げで

 至福の長風呂を楽しめるバスルーム
Tさん:特にお風呂に入るのが好きなので、広くて快適なバスルームが欲しかったのですが、単身者用の賃貸ではなかなか望めませんよね。思い切ってリノベーションしようと思った理由の半分くらいは、小さなお風呂がどうしても嫌だったからとも言えます(笑)。

浴室にはリビング・バルコニーへ向かって大きな窓を設けている。 ブルーの壁はTさんがセルフペイントしたもの

お風呂から続く洗面室の壁には、ブルー系のモザイクタイル。 印象派のモネの絵画「睡蓮」をイメージ

「女性的なかわいさはいりません!」
Tさん:真っ白な空間よりも、落ち着きのある暗めの空間のほうが好きなんです。設計者には「女性的なかわいさはいりません!」と強調しました。直線的でクールなデザイン、ラフな素材感、ダークな色調。そのままでは無機質になりすぎてしまうところを無垢の床や一部に取り入れた差色の青の淡さで空間のバランスをとっています。

写真で見るビフォーアフター

写真でみるビフォーアフター

【BEFORE】
【AFTER】
リノベ暮らしInfo
■家族構成: 単身
■専有面積: 39.5m2
■既存建物竣工年: 1974年築
■コーディネート: 株式会社リビタ
■設計・施工: 株式会社錬
 ■コンテンツ提供:  株式会社リビタ、株式会社錬

■取材後記■

最初は「女性が一人でマンションを購入し、リノベーションをするなんてすごく大変そうで、やりたいけど無理かな」という感覚もあったそうです。しかし、お宅見学会に参加し同じく一人暮らしの女性がリノベーションしたマンションで施主の方のお話を聞いたり、リノベーションを経験された会社の先輩のお宅へ足を運ばれたりしながら、物件選びの考え方や自由設計のアイディアを徐々に固めていかれようです。
「女性的なかわいさはいりません!」という言葉が印象的なTさま。直線的でクールなデザイン、ラフな素材感、ダークな色調の中にも、さりげない遊び心が取り入れられ、リノベーションを楽しまれていらっしゃったように思えます。

 
 

 
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