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「キレイライフのためのマネー塾」 (風呂内 亜矢)
   第23回 フラット
35を利用する場合の生命保険


 マンションを購入して自分に万が一のことが起こった場合、住宅ローンはどうなるのでしょうか。実は、住宅ローンを借りた人が死亡・高度障害状態になった場合、保険金で住宅ローンは完済されます。この万が一に備えた保険のことを「団体信用生命保険」と言います。

<フラット35は団体信用生命保険の加入が任意>

 住宅ローンを借りる場合、多くの金融機関では団体信用生命保険の加入が必須になっています。そのため健康状態の問題で住宅ローン審査が承認されないこともあります。保険料は別で払ったり、金利に上乗せして支払ったりします。

 フラット35の場合は団体信用生命保険の加入が任意となっています。そのため、フラット35の団体信用生命には加入せず、民間の保険会社で類似の保障を準備するという選択肢も生まれます。

 

<若ければ民間保険が有利なことも>

 団体信用生命保険は3000万円のローンが残っていれば3000万円を、期間が経過してローンの残高が1500万円まで減っていれば1500万円を完済する保険です。通常の保険で似た保障を得る場合、「逓減定期保険」が1つの選択肢になります。

 逓減定期保険とは、最初に設定した受取保険金額が期間の経過と共に少なくなる生命保険です。加入したばかりの受取保険金が一番高く、期間が経過すると受け取れる保険金は少なくなります。

 フラット35の団体信用生命保険はローン金額、金利、年数などで支払保険料が決まります。民間の保険会社の場合は受取保険金額だけでなく、加入年齢なども加味するため、年齢が30代など若い場合、団体信用生命保険よりも安くなることがあります。

 支払保険料はフラット35の団体信用生命保険の場合、ローン残高が減るにつれて少なくなります。これに対して民間保険会社の逓減定期保険は支払保険料が一定のことが多いです。そのため、ローン完済までの残された年数で支払う合計額で比較すると良いでしょう。

 フラット35の団体信用生命保険は後から加入ができないため、迷っている場合や保険会社の商品が選定できていない間は団体信用生命保険に加入していても良いでしょう。年の途中で脱退した場合には月割りで一部保険料も戻ってくるため慌てずゆっくり検討しても間に合います。



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風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

風呂内 亜矢(ふろうち あや)
ファイナンシャルプランナー。
CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、
宅地建物取引主任者。

1978年生まれ。岡山出身。
IT企業に勤めていた26歳のとき、
貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたものの、
物件価格以外にも費用がかかることを知り、
あわててお金の勉強と貯金を始める。
現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、
賃料収入を得ている。
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」
を精力的に発信している。

公式ツイッター:@furouchiaya

公式HP:http://www.furouchi.com/


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