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「キレイライフのためのマネー塾」 (風呂内 亜矢)
   第14回 平均寿命86歳の落とし穴 


 住宅を賃貸と購入のどちらで準備しようかと迷われる方も多いでしょう。検討の際、あと何年生きるのかも1つの判断材料になりそうですね。日本人女性の平均寿命は86歳といわれていますが、実はちょっとした落とし穴があります。

<平均寿命は0歳児の平均余命>

 2014年7月31日に厚生労働省が発表したデータによると日本人の平均寿命は男性80.21歳、女性86.61歳でした。男性の平均寿命も初めて80歳を超えたことで話題になりました。

 平均寿命とは0歳の人が残りどのくらい生きられるかを表す数値(平均余命)です。厚生労働省が発表したデータには他の主な年齢の平均余命も示されています。例えば65歳の女性の平均余命は23.82年です。平均寿命は86.61歳ですが、65歳まで生きた女性においての今後を予想すると88.82歳まで生きることが平均的といえます。平均寿命より、やや長く生きられる可能性が高そうという見方ができます。

また、平均寿命は医療技術の進歩により今後も伸びる余地があるとされています。

 

<比較期間が長いと購入が有利>

 賃貸と購入の総支払額の比較をすると、期間が長いほど購入が有利になりがちです。家賃や物件価格に大きな変動がなければ、ローン完済以降は購入の方が賃貸よりも住居費を低く抑えることができるからです。平均寿命よりも長生きした場合のコストについても比較しておいた方がより客観的な判断ができます。

 物件を購入するかどうかは総支払額だけでは決められません。住まいとしての快適さ、家賃や物件価格の変動、ライフスタイルの変化などをどの程度考慮するかで判断が分かれるところもあるでしょう。そんな中で納得度合いの高い決断をするためには総支払額のような1つ1つの懸念点について統計データを参考に比較を重ねることも有効です。

 物件購入の後悔は、期待していた予測とずれがあったときに起こりがちです。ずれをできるだけ少なくし、後悔する確率を落とすために統計データを利用すると、より手堅い判断につながります。



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風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

1978年生まれ。岡山出身。26歳の時、自宅用としてマンションを購入。

その後、投資不動産会社に転職&上京。購入したマンションの賃貸経営をスタートする。

 

はじめてのマンション購入時に物件価格以外にも費用がかかること、修繕積立金などの費用上昇があることを知り、

慌ててお金の勉強と貯蓄を始める。3回以上見ても欲しい物だけを買う、友人との食事はディナーではなくランチに切り替えるなどの節約を始める。

自身の購入体験と、営業時代に受けたご相談などを元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。

現在は夫婦で4部屋のマンションを保有。

 

CFP(R)認定者、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー

公式HP:http://www.furouchi.com/


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