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「キレイライフのためのマネー塾」 (風呂内 亜矢)
   第10回 借入できる金額の目安


 物件を購入する際に一体どのくらいの金額を借りられるのだろうと思うこともあるかもしれません。最終的には物件の評価や、借りる人の背景、時には販売会社なども考慮して、金融機関が総合的に判断します。そのため事例毎に審査結果は異なりますが、いくつかの目安があります。

<年収の7倍と35%>

 多くの金融機関で融資額については総合借入(略称:そうかり)と返済比率(略称:へんぴ)という2つの基準を持っています。

 総合借入とは借入金額の合計のことで年収のおよそ7倍が目安といわれています。年収500万円の人の場合3500万円(500万円×7)程度の借入が可能ということです。

 返済比率とは1年間の返済額が年収に占める割合のことで年収のおよそ35%が目安だといわれています。年収500万円の人の場合、年間返済額の合計が175万円(500万円×35%)までが借入できる金額の目安になります。

 この総合借入と返済比率のどちらの基準も満たす範囲内の金額が融資を受けられる目安となります。

 

<1つの物件に全力で借入をしてもよいか>

 よく「借り入れできる額と返せる額は違う」といわれます。確かにお伝えした目安いっぱいに借入を行なうと生活の変化が起きた場合などに対応できない心配も大きくなります。そのため、年収の5倍程度の借入額や、年収(手取)の25%程度の返済額などに抑える方が安心です。

 また、返済が苦しくなる可能性だけでなく、他に融資を受ける必要が出た場合に影響を受けることもあります。例えば車の購入や、もう1部屋マンションを買いたくなることもあるかもしれません。そうした時に有利に借入できない可能性がうまれます。目安いっぱいに借り入れすることは、言い換えると自分の「お金を借りられる力」という財産を分散せずに1つの物件に集中投資している状態ともいえます。

 購入を検討している物件に自分の「借りられる力」を全力投下しても良いのか立ち止まって考えてみるのもお薦めです。場合によっては借りられる力にゆとりを残しておくため頭金をいれることや、物件のサイズダウンを検討することが有効なシーンもあります。



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風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

1978年生まれ。岡山出身。26歳の時、自宅用としてマンションを購入。

その後、投資不動産会社に転職&上京。購入したマンションの賃貸経営をスタートする。

 

はじめてのマンション購入時に物件価格以外にも費用がかかること、修繕積立金などの費用上昇があることを知り、

慌ててお金の勉強と貯蓄を始める。3回以上見ても欲しい物だけを買う、友人との食事はディナーではなくランチに切り替えるなどの節約を始める。

自身の購入体験と、営業時代に受けたご相談などを元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。

現在は夫婦で4部屋のマンションを保有。

 

CFP(R)認定者、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー

公式HP:http://www.furouchi.com/


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