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「キレイライフのためのマネー塾」 (風呂内 亜矢)
   第6回 変動金利の注意点


 国土交通省の「平成25年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書 」によると、平成24年度の住宅ローン新規契約では58%(貸出額での比率)が変動金利で融資を受けているとのデータがあります。多数派とも言える変動金利についてポイントをおさらいしてみましょう。

<金額変動は5年ごと、金利の見直しは半年ごと>

 変動金利でローンを借りても多くの金融機関では月々の返済金額は5年間変わりません。しかし、金利は半年毎に見直されます。半年毎の見直しで金利が上がっていた場合には当初の予定よりも借りたお金(元金)の返済スピードが遅くなり、年数が経っているのに思っていたより返済ができていないという状況になります。変動金利で融資を受けている場合は、半年毎に金利の動向をチェックして、金利が上がっている場合には金額の見直しが行なわれる5年後などに繰上返済をすることもできるよう貯金などの準備をしておくと安心です。


<125%ルール>

 半年毎の「金利」変動を5年毎の「金額」見直しで調整します。例えば金利が上がっていて元金が当初の予定よりも減っていなかった場合には、5年後に月々の返済額が増えることになります。ただし、この時、月々の返済額は125%までしか増やさないというルールになっている場合がほとんどです。借入当初に毎月10万円の返済をしていた場合は、金利がどんなに上がっていても5年後の見直しでは毎月の返済額は12.5万円までという上限があります。このルールがあるため、返済額については目安があり安心なようにみえます。しかし、125%ルールで定めた月々の返済では借入期間内に返済が終わらず「未払い利息」が発生してしまうケースもあります。「未払い利息」が発生した場合には借入期間終了のタイミングで一括返済するなどまとまった資金を使って対応することになります。

 

 一般的に金利上昇が予想される場合には変動金利よりも固定金利が有利といわれます。現在の変動金利の利率の低さは魅力的ですが、安全に選択するためには、半年毎、5年毎の返済の状況をチェックして、いざという時にはまとまった資金で対応もできるよう備えをしておくことが大切といえます。


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風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

1978年生まれ。岡山出身。26歳の時、自宅用としてマンションを購入。

その後、投資不動産会社に転職&上京。購入したマンションの賃貸経営をスタートする。

 

はじめてのマンション購入時に物件価格以外にも費用がかかること、修繕積立金などの費用上昇があることを知り、

慌ててお金の勉強と貯蓄を始める。3回以上見ても欲しい物だけを買う、友人との食事はディナーではなくランチに切り替えるなどの節約を始める。

自身の購入体験と、営業時代に受けたご相談などを元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。

現在は夫婦で4部屋のマンションを保有。

 

CFP(R)認定者、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー

公式HP:http://www.furouchi.com/


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