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「キレイライフのためのマネー塾」 (風呂内 亜矢)
   第5回 フラット35の注意点


フラット35の注意点

 ずっと金利が変わらない安心感が人気のフラット35。ファイナンシャルプランナーとしてもお薦めしやすい選択肢ですがちょっとした注意点があります。ローン商品を比較する時のポイントを整理します。

<金利比較の落とし穴>

 ローンを使ってマンションを購入する場合、「団体信用生命保険」という保険効果が得られるという話を聞いたことがあるかもしれません。「団体信用生命保険」とはローン契約者に万が一(死亡や高度障害など)のことが起こった場合、保険金でローンが完済される保険のことです。この保障を得るための保険料は毎年まとまった金額を支払うケースもありますし、ローン金利に含まれていて毎月の返済額として支払うケースもあります。銀行の住宅ローンの場合、どちらかの支払いパターンで「団体信用生命保険」は必須加入になっている場合が多いです。

 ところが、フラット35においては「団体信用生命保険」は任意加入となっています。そこで注意が必要なのが、団体信用生命保険料が金利に含まれている銀行の住宅ローンとフラット35を比較する場合です。金利を公平に比較する観点であれば、フラット35については金利+団体信用生命保険料を比較対象にしなければ正しい比較になりません。金利として提示された利率+約0.36%(特約に応じて変動があります)がフラット35を選択した場合の団体信用生命保険料込みの利率になります。例えばフラット35で金利2%の借入を行なう場合、団体信用生命保険料を含めると約2.36%での借入に相当するということです。金利の低さだけがローンを選択する決め手ではありませんが、保険料の有無を揃えなければ公平な比較にならないため注意が必要です。

 

<保証料、ローン取扱手数料、繰上返済手数料などもチェック>

 さらにフラット35に限らず、ローン比較においては次のような費用も含めて比較をすると安心です。返済が滞った場合に返済代行をする保証会社を備えるための「保証料」や、ローン契約の手続きにかかる「取扱手数料」、また繰上返済をする時に必要な「繰上返済手数料」や「繰上可能最低額・単位」なども金融機関によって条件が異なります。

 

 金利だけで比較をしてしまうと「本当はあっちの銀行で借りていた方が自分には合っていた」ということにもなりかねません。保険料や保証料、各種手数料についてもヒアリングして決断したいですね。



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風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

1978年生まれ。岡山出身。26歳の時、自宅用としてマンションを購入。

その後、投資不動産会社に転職&上京。購入したマンションの賃貸経営をスタートする。

 

はじめてのマンション購入時に物件価格以外にも費用がかかること、修繕積立金などの費用上昇があることを知り、

慌ててお金の勉強と貯蓄を始める。3回以上見ても欲しい物だけを買う、友人との食事はディナーではなくランチに切り替えるなどの節約を始める。

自身の購入体験と、営業時代に受けたご相談などを元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。

現在は夫婦で4部屋のマンションを保有。

 

CFP(R)認定者、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー

公式HP:http://www.furouchi.com/


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