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「キレイライフのためのマネー塾」 (風呂内 亜矢)
   第4回 いくらぐらいの物件を購入すべき?


 自分が無理なく買える物件はいくらくらいなのか、判断に悩む人も多いかもしれません。今日は目安になる基準をいくつかお伝えします。

<住居費は手取年収の何パーセントぐらい?>

 「住居費の上限は手取年収の30%とする」そうすると、他のものに使うお金に無理が出にくいです。地方都市の場合は25%以内を目指したいですね。

 ちなみに、総務省統計局の家計調査(2014年5月)によると家計に占める住居費の全国平均は約5%です。これは相続などで維持費のみで生活している人も含まれていることなどが原因と考えられます。意外なことに都市の規模別でもさほど差がなく、大都市でも中・小都市でも約5%前後となっています。

 それに対して、年代別でみると少し比率に差が出てきます。例えば34歳までの勤労・単身・女性の場合、住居費の割合は平均で約25%です。単身者が首都圏などの高水準の家賃を支払っている割合が多いことも原因の1つと考えられます。

 

<ローンは年収の5倍程度が目安>

 手取年収の30%以内で物件を購入する場合、ローン返済額だけでなく固定資産税や管理費・修繕積立金などの費用も含めて30%以内を目指すのが理想です。

 手取年収は多くのケースで額面年収の約8割になります。額面年収が400万円だと、手取年収は約320万円(概算)です。この時、年間の住居費は96万円(320万円×30%)までを目安にすることになります。

2000万円を金利2%、元利均等35年返済のローンで契約した場合、年間返済額は約79万円です。ここに、固定資産税約5万円、管理費・修繕積立金(年間)約12万円でおよそ96万円になります。

シミュレーションしたローン金額は額面年収の5倍にあたります。こうした計算から、物件を買う場合、ローンは額面年収の5倍程度というのも1つの目安になります。額面年収の5倍を超える金額の物件が欲しい場合には、その差額が頭金として準備する目標金額になります。

 

 目安がわかれば自分が狙うべき物件も探しやすくなります。現在の年収や貯蓄状況を整理しながらターゲットになる物件がどの程度なのかがわかれば物件選びの手間も軽減されるかもしれませんね。



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風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

1978年生まれ。岡山出身。26歳の時、自宅用としてマンションを購入。

その後、投資不動産会社に転職&上京。購入したマンションの賃貸経営をスタートする。

 

はじめてのマンション購入時に物件価格以外にも費用がかかること、修繕積立金などの費用上昇があることを知り、

慌ててお金の勉強と貯蓄を始める。3回以上見ても欲しい物だけを買う、友人との食事はディナーではなくランチに切り替えるなどの節約を始める。

自身の購入体験と、営業時代に受けたご相談などを元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。

現在は夫婦で4部屋のマンションを保有。

 

CFP(R)認定者、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー

公式HP:http://www.furouchi.com/


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