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「キレイライフのためのマネー塾」 (風呂内 亜矢)
   第1回 住宅ローンの返済年数はどう決める? 


 このコラムでは、マンション購入にまつわるお金の話をお伝えしていきます。第1回目はマンション購時に多くの方が利用する住宅ローンについて、返済期間の決め方をお伝えします。

<ローン年数は短い方が総支払額は少ない>

 2500万円を金利2%、35年返済でローン契約した場合、利息を含めた総支払額は約3,478万円です。返済期間を30年間と短くすると総支払額は約3,327万円になります。5年短い返済期間にすることで151万円、支払うお金が少なくて済みます。

  しかし、返済期間が短いとその分毎月の支払金額は多くなります。先ほどの例で35年返済だと毎月の返済額は約8.3万円、30年返済だと約9.2万円に なります。総支払額を抑えるためにはなるべく短い期間での返済を目指したいのですが、月々の支払いが苦しいのも大変です。生活費が足りなくなってカード ローンなどを使ってしまうと、高い利息を支払うことにもなりかねません。そのため、毎月の支払金額に無理がない範囲の短い返済期間を検討することも大切で す。ローンの返済期間は1年刻みで設定できますので34年、33年などいくつかのパターンで比較してみましょう。

 

<60歳時点でのローン残高をチェック>

  返済期間を変えたシミュレーションはインターネットで簡単に行うことができます。毎日新聞デジタル運営サイト「MAINICHI住宅ローン (http://mainichi-housingloan.jp/)」でも各社比較ができます。その他「住宅ローン」「シミュレーション」などのキー ワードで検索すると各金融機関が提供しているシミュレーションサイトを見つけることができるので試してみてください。

  この時、毎月の返済額に無理のない返済期間だと定年退職の年齢を超えてしまうケースもあるかもしれません。その場合は、例えば60歳時点でのローン残高も 併せて確認しておくことが大切です。例えば2500万円のローンを35歳から金利2%、30年返済でスタートした場合、60歳時点でのローン残高は約 527万円です。この527万円は毎月の返済とは別に60歳までに貯める目標金額になります。途中で527万円を繰上返済(期間短縮型)することができれ ば、定年退職時にローンを残さないことも可能になります。

 

 全体の支払額を抑えるには短期間での返済が有利です。しかし当初長めの期間で借り入れて、繰上返済などで退職前の完済を目指す方法もあります。今の家計も、将来の残高も無理がない金額を見つけられると安心ですね。


風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

1978年生まれ。岡山出身。26歳の時、自宅用としてマンションを購入。

その後、投資不動産会社に転職&上京。購入したマンションの賃貸経営をスタートする。

 

はじめてのマンション購入時に物件価格以外にも費用がかかること、修繕積立金などの費用上昇があることを知り、

慌ててお金の勉強と貯蓄を始める。3回以上見ても欲しい物だけを買う、友人との食事はディナーではなくランチに切り替えるなどの節約を始める。

自身の購入体験と、営業時代に受けたご相談などを元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。

現在は夫婦で4部屋のマンションを保有。

 

CFP(R)認定者、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー

公式HP:http://www.furouchi.com/


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