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マンション購入は現金購入とローン、どっちがおトク?
(風呂内 亜矢)


 マンションを現金一括購入できたら、ローン金利を払わなくて済むのにと考えたことはないでしょうか。確かに、金利がなければ、支払い総額を低く抑えることができます。ただ、金利がかかる住宅ローンにもいくつかのメリットがあります。

<ローンを組むと生命保険効果を得られる>

 民間金融機関で契約する住宅ローンの金利には、団体信用生命保険(以下、団信)の保険料が含まれています(フラット35の場合は別途任意加入)。団信に入っていれば、ローン契約者が万が一(死亡・高度障害)の状態になったとしても、保険で住宅ローンが全額返済になります。
 つまり、マンションを買うと、ローン金額分の生命保険効果が得られるのです。30歳の女性が3000万円、30年間の定期保険に加入する場合の保険料はライフネット生命の保険料シミュレーションによると月々4,273円(2013年8月29日現在)です。30年間かけ続けたとしたら約150万円ですね。もし現在加入している保険契約と重複する部分があれば、その保険料は節約できるのです。
 

<ローンを組むと住宅ローン減税を受けられる>

 住宅ローンを使ってマイホームを購入した場合に利用できる住宅ローン減税は年末ローン残高の1%が所得税から還付されます(年間最大20万円、2014年4月以降は最大40万円となる予定)。所得税から還付しきれなかった部分は住民税からも上限97,500円(2014年4月以降の取得は上限136,500円に拡充の予定)の還付が受けられます。
 もし住宅ローンの金利が1%未満の場合、年間で支払う利息より住宅ローン減税による還付金の方が多くなるケースもあります。ローンの事務手数料なども考慮する必要はありますが、所得税を多く払っている人が、金額の大きいローンを低金利で借りる場合には少しおトクが出る可能性があります。
 

<ローンを組むと手元に現金を残せる>

 そして、意外かもしれませんが、住宅ローンを利用する一番のメリットは手元に現金を残すことができることなのです。
 病気や転職などに備えて月収の3ヶ月分〜2年分のお金は手元におきたいものです。貯金をはたいてマンションを買ってしまうと、何かあった時に高い金利で借り入れをして対応することになるかもしれません。もちろん、現金でマンションを買ってもまとまった貯金が残る人は現金一括購入も良いでしょう。しかし、住宅ローン低金利と言われる今であれば、上手に利用して手元にお金を残しておくというのも、1つの賢い選択と言えます。
 
 ※住宅ローン減税、住宅給付金は登記面積が50平米未満の物件の場合は適用されません。
風呂内 亜矢(ふろうち あや)

ファイナンシャルプランナー、マンションオーナー
 
  <プロフィール>

1978年生まれ。岡山出身。26歳の時、自宅用としてマンションを購入。

その後、投資不動産会社に転職&上京。購入したマンションの賃貸経営をスタートする。

 

はじめてのマンション購入時に物件価格以外にも費用がかかること、修繕積立金などの費用上昇があることを知り、

慌ててお金の勉強と貯蓄を始める。3回以上見ても欲しい物だけを買う、友人との食事はディナーではなくランチに切り替えるなどの節約を始める。

自身の購入体験と、営業時代に受けたご相談などを元にテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、セミナーなどでお金に関する情報を発信している。

現在は夫婦で4部屋のマンションを保有。

 

CFP(R)認定者、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー

公式HP:http://www.furouchi.com/


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