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■4月は、スリランカのお正月!

 4月をスリランカ暦で「バクBak」と言います。これはサンスクリット語で「幸運」という意味です。実は4月はスリランカ人にとって、とても大事。お正月を祝う月なのです。厳密 にはシンハラ人とタミル人のお正月で、毎年4月13日と14日と決まっています。


 13日から14日にかけて古い時間が終わり、新しい時間が始まります。この間、スリランカの人たちは、お家で、家族で、占星術の結果の通りに過ごすのです。事納めや事始めの時間も決まっています。前の年が終わると、カマドの火を消して飲食を断ち、休む時間をとります。新しい年を迎えると、お互いに祝福し合い、爆竹を鳴らしたりします。カマドに火を付ける時間も決まっています。一番初めは、新品の素焼きの鍋にミルクを入れて沸騰させます。ミルクも縁起のいいものと考えられています。
 
 みんなで新調した服を着て、ご馳走を食べます。中でもミルクライスという、ココナッツミルクで炊いたご飯が美味しいです。真っ白に炊き上がったご飯をバナナの葉っぱに平べったく広げて、菱形に切って食べさせ合ったりします。子どもはお小遣いやプレゼントをもらったり、伝統のゲームなどをして楽しく過ごします。すごく和やかです。


 また、地域ごとに開かれる「お正月祭」が行われ、賑やかで活気付いています。日本のように学区毎にという区割りもなく、老若男女誰でも参加でき、一日中楽しめます。参加費も要りません。お祭会場には出店などがあり、楽しい競技もたくさん行われます。短距離、マラソン、自転車ロードレースそれに、パン食い競争や、綱引きのような日本にもある競技もあります。珍しいところで、少し高いところの丸太にまたがって、向かい合った2人が枕で叩き合って、落ちないで残った方が勝ちという競技や、良く滑るグリースをたっぷり塗った棒に登って、てっぺんに付いている旗を取った人が勝ちというゲームもあります。ルールがシンプルで楽しく、誰でも飛び入り参加できますのでみなさんも是非行ってみてください!

 

 この時期は数日、まれに一週間、地元のお店などがお休みになります。また、日本のお正月のような混雑はありません。

 4月は、スリランカでは1年の始まり、日本は一般的に年度の始まり、お互いにスタートの時期ですね。素敵な一年になるといいですね!



にしゃんた

にしゃんた:

プロフィール

羽衣国際大学 現代社会学部 准教授
博士(経済学/民際学)
社会人落語家(初代社会人落語日本一決定戦準優勝)
京都府名誉友好大使
多民族共生人権教育センター理事
献血大使(にしゃんた☆献血落語 × 47都道府県 全国横断中)
全日本空手道連盟公認四段
全国空手道連盟公認指導員
講 演 講 師

オフィシャルサイト http://nishan.jp/profile/profile.html


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