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キレイライフスタイルセミナー

「夏の終わりに女は老ける!」
 夏枯れ肌対策セミナー(澤田彰史先生)

 夏も終わりを向かえますが、夏の老化、すなわち「夏老け肌」って皆さんご存知でしょうか?

 8月29日、「キレイライフスタイルセミナー」が開催されました。常に「キレイ」になろうと美意識の高い女性が集まり、美肌マスターの澤田彰史先生を招いて、夏の老化、すなわち“夏老け肌”はどのように進行してしまうのか、詳しくレクチャーしてもらいました。また、ネーチャーズウェイさんのご協力で、実際にスキンケアを体験してもらいました。

 まず、澤田先生が、「夏老け肌」のメカニズムについてお話いただきました。

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<夏老け肌のメカニズムについて>

 夏の老化、すなわち“夏老け肌”はどのように進行してしまうのでしょうか?

 第一の要因としては、やはり“紫外線”ですね。

 夏の紫外線量は、冬の約5倍。昼間だったら、3分間以上紫外線を浴びると肌のダメージが残り、コラーゲンが破壊されたりシミができたりなどの老化が進行します。 

 もう二つ目に、“寝不足”です。

 当然ながら、夏は熱帯夜が続くため、夜中に目が覚めやすくなります。夜間に質の良い、深い睡眠が取れないと“成長ホルモン”がきちんと分泌されません。成長ホルモンはその名の通り、成長をうながすホルモンですが、子供のときだけでなく、大人になってからも分泌されていて、全身の新陳代謝をうながします。とうぜん、皮膚の新陳代謝も含まれます。成長ホルモンが分泌されなければ、皮膚の再生も行なわれません。古くて汚い角質がいつまでもくっついていることになります。成長ホルモンの70%は寝ている間に分泌されますから、睡眠不足がいかに肌に良くないかが分かると思います。

 もう3つ目は、“栄養の偏り”です。

 夏はそもそも基礎代謝が低くなるので、食欲がなくなる人も多いと思います。そうすると、きちんとした食事を摂らないで、甘いお菓子やジュース、アイスクリームで小腹を満たしてしまうことも多いのではないでしょうか?これで体重が減ったりして、“ダイエットに成功した!”と思ってしまう方もいるかもしれません。あるいは、昼食でそうめんを食べすぎたりしていませんか?これらは、そもそも糖質すなわち炭水化物です。こういった糖質を多く食べていると、肌のコラーゲンに糖分がくっつき、“糖化”という現象が起きます。イメージとしては、皮膚を支える柱(コラーゲン)に砂糖がペタペタとくっつき、ポキッと柱が折れてしまう感じです。また、炭水化物が多すぎると、炭水化物を消化するためにビタミンBが消費されてしまい、ビタミンB不足になることがあります。ビタミンB不足は肌荒れの原因にもなります。

 最後4つ目が、“乾燥”です。

 肌が乾燥しても、やはり皮膚の再生がきちんと行なわれなくなります。エアコンの風が直接当たるような環境も良くありません。夏は湿度が高くなりますが、エアコンの風が直接当たると肌の乾燥が進んでしまうのは、みなさん経験される通りです。また、紫外線は肌の乾燥を進行させます。湿度が高いので気づきにくいですが、肌内部の乾燥が進んでいないかということもケアしないといけないのです。


<保湿はヒアルロン酸が有名だけど、実は「NMF」が良い!>

アミノ酸配合肌断面図

 保湿というと、ヒアルロン酸を思い浮かべる人も多いと思います。

 確かに、ヒアルロン酸は水分を逃さないように皮膚の外側にふたをしてくれる役割を果たしています。しかし、乾燥した肌の内側で足りなくなっているのは、「セラミド」と「NMF(ナチュラル モイスト ファクター):アミノ酸」です。そのため、ヒアルロン酸も悪くないですが、肌の内側の乾燥にはセラミドとNMFが欠かせません。ヒアルロン酸で肌の外側の乾燥を防ぎつつ、セラミドとNMFを角層まで届けて、肌の内側から潤わせることが大切です。


<スキンケアでまず大切なのは、クレンジングから!>

 人間の身体は日々老化していきます。

 そのメカニズムとは、細胞の中に日々発生する“活性酸素”という物質です。活性酸素は、人間の体内に徐々にたまっていき、私たちの細胞が少しずつサビつかせていきます。たとえば、脳がサビればアルツハイマー病になり、血管がサビれば動脈硬化になり、眼がサビれば黄斑変性症という失明につながる怖い眼病になるのです。残念ながら、肌にも活性酸素は発生します。肌を老化させたくなければ、いかに肌をサビつかないようにするかがポイントです。

 さてメイクを落とすのがクレンジングですが、なぜメイクは落とさないといけないのでしょうか?

 メイクは、一日経つと皮脂と混ざり合って、汚れに変わります。そして、皮脂は一日紫外線をあびると“過酸化脂質”という物質に変わります。この過酸化脂質が、肌のサビつき、すなわち肌の老化を進行させてしまうのです。メイクを落として、そのあときちんと洗顔をして、皮脂もしっかり洗い流してから寝ないといけないのは、サビつきを防ぐ第一歩だからなのです。

 一般的には、洗顔料よりもクレンジングのほうが洗浄力が強く、使い方によっては肌の潤いを奪いかねないのです。

 サビつきを防ぐ第一歩でありながら、使い方を誤るとうるおいをとりすぎて肌へのダメージが発生することもあります…だからこそ、クレンジング剤は正しく選ぶ必要があるのです。

澤田 彰史 (プロフィール)

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、NPO法人日本サプリメント評議会評議員。形成外科・美容外科から、寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。バラエティー番組「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)など、テレビ、雑誌でも活躍。


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