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「自然の力で女性の不調を整える」

第1部 “サーカディアンリズム”を知って正しくアンチエイジング
                      講師:澤田彰史先生

講師・澤田彰史先生

“サーカディアンリズムって何?”という疑問はさておき、まずは下記にいくつ当てはまるか数えてみましょう。

 

1.朝食は食べないことが多い。

2.昼食が14~15時になることが多い。

3.夕食は22時以降が多い。

4.部屋やオフィスは太陽光が入らず薄暗い。

5.ふとんに入るのが夜12時を過ぎることが多い。

6.仕事中はイライラすることが多い。

7.就寝直前までスマートフォンやパソコンをいじっていることが多い。

8.運動らしい運動はしていない。

9.朝または夜にランニングやジムに通っている。

10.夜勤のある職業に就いている。

 

【結果】

1~3個:現代人なら普通だが、サーカディアンリズムが乱れているため要注意。

4~7個:同年齢の人よりも老化スピードが早い可能性が高い。

8~10個:老化スピードどころか、寿命が短い可能性が高い。


 実は、人間の体には実際に“時計”があることが最近の研究でわかっています。人間の体は60兆個の細胞でできていますが、60兆個すべての細胞に“時計遺伝子”というものがあり、これが時を刻んでいるのです。これを「サーカディアンリズム」と言います。

 地球の一日は24時間ですが、人間のサーカディアンリズムは24時間11分です。つまり、真っ暗な部屋に閉じ込められると、人間のリズムはどんどん後ろだおしになっていきます。現代人でも、油断するとすぐに“夜型”になりやすいのはこのためです。

 そして、夜遅い時間に夕食をとるなど、サーカディアンリズムに合わない生活を続けていると、太りやすいだけでなく、高血圧、糖尿病、うつ病になりやすいなり、がんにかかる確率も上がり、寿命が短くなることが分かっています。

 サーカディアンリズムを24時間に補正しながら生活することがダイエットにもアンチエイジングにも大切です。

 サーカディアンリズムを補正しないでいるとどうなるでしょうか?

 よく“自律神経が乱れる”とか、“自律神経失調症”などと言いますね。これがまさにそうです。自律神経とは、手や足の筋肉のように自分の意志でコントロールすることができないものを正常に動かし続けるための神経です。たとえば心臓の動き、胃や腸などの消化活動、呼吸、体温調節、ホルモンの分泌がそれにあたります。

 自律神経は、昼間に起きて活発に活動しているときに働く「交感神経」と、夕方から夜にかけてリラックスするときや眠るときに働く「副交感神経」が、シーソーのようにバランスをとりながら決まったリズムで働いています。

 エンジンでいえば、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキです。昼間はアクセルを吹かせて勉強や仕事をし、夜になったらブレーキをかけて休息に入るというわけですね。

 自律神経が乱されると、ちょうど夏バテのような症状が出ます。「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」などといった症状が出てくるのです。自律神経が乱れると、美肌に大切なホルモンの分泌が悪くなるため、老化スピードにも影響が出ます。

 サーカディアンリズムを24時間に補正しながら生活するには、自律神経も正しくリズムを刻ませることです。そのために必要なのは3つです。

 

(1)一日3食を決まった時間にきちんとる。

規則正しく3食をとることで、全身と自律神経のリズムが合い、自律神経が正しいリズムで働いてくれるようになります。

 

(2)昼間に運動する。

昼間にきちんと交感神経を働かせることで、夜に副交感神経がきちんと働きます。いくら運動が大切とはいっても、明け方や夜にランニングなどの激しい運動を行なうのはおすすめできません。

 

(3)深夜0時前に寝て、朝6~7時に起きる。

自律神経はサーカディアンリズムに合わせて、睡眠ともシンクロしています。遅寝遅起きをすると、その乱れたリズムが自律神経のリズムもくずしてしまうのです。

寝ている間に分泌されるホルモンで、アンチエイジングに大切なものが2つあります。

“成長ホルモン”と“メラトニン”です。

 

 

 睡眠の時間帯がサーカディアンリズムに合っていないと、メラトニンの分泌が減るため、体のサビつきを進行し、成長ホルモンも分泌が減るので、皮膚の再生が行なわれません。

 すなわち、サーカディアンリズムに逆らった生活をすることは、老化を早めているのも同然なのです。

 

 アンチエイジングに大切なのは、サーカディアンリズムを規則正しいリズムにすることです。そのためには、

 ①朝6時か7時には起きて、日光を浴びた後、必ず朝食をとる。

 ②11:30~14:00に昼食、18:00~20:00に夕食をとる。

 ③昼間に運動をする。

 ④夜にお酒は飲まない。

 ⑤11時過ぎたらスマートフォンやPCの画面は見ない。(光で脳が覚醒してしまうため)

 ⑤12時前には寝る。

 

ということになります。

…果たして、働く現代女性で実践できる人は何%いるでしょうか?

 そこで、最近自律神経の乱れを調節するものとして、ハーブを使ったアロマテラピーが注目されています。

 実際にハーブの香りを使って、精神疾患の治療をサポートしたり、うつ病の患者の改善につながった例や、さらにはアルツハイマー病の改善にもつながったという報告があります。

 本来は、生活習慣によって自律神経のリズムをサーカディアンリズムに合わせる生活をすることがベストです。特に、現代人は交感神経優位(アクセルが強い)になってしまっていますので、副交感神経を刺激してバランスをとることが大切です。

 そのために、ハーブやアロマをうまく使って副交感神経を刺激するのも働く現代女性にはとても良い方法だと思います。

 

以上

キレイナビゲーター・美肌マスター 澤田 彰史

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、NPO法人日本サプリメント評議会評議員。形成外科・美容外科から、寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。バラエティー番組「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)など、テレビ、雑誌でも活躍。

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